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山口敏太郎の妖怪博物館に行ってきた。
2013.11.29 Friday 22:45
平野ユーレイです。
先日デックス東京ビーチにOPENした”山口敏太郎の妖怪博物館”に、大崎一番太郎さんが来られていた。



何者だ!!!

さて、いい機会なので、先日の事を書こうと思う。
オカルト作家の山口敏太郎さんの秘蔵の品を展示する常設施設が出来ると聞いた私は、まず、見世物小屋を連想した。

★見世物小屋とは(wikipedia)

見世物小屋(みせものごや)は、普段は見られない品や芸、獣や人間を売りにして見せる小屋。
江戸時代に爛熟し、明治時代以後に今でいうところの見世物小屋に近づいていった。昭和30年頃には、神社のお祭などで縁日などと並んで見世物小屋も興業していた。
「(略)?お代は見てからで結構だよ。さあさあさあさあ入って入って、間もなく始まるよ?」と口上と呼ばれる呼び込みがあり、この口上は一つの風物詩でもあり、この時代を描いたドラマなどでもよく用いられる。



それが”山口敏太郎の妖怪博物館”という名前で11月20日にOPENして少し不安になった。
きっとネーミングは苦労されたのだと思う。

★博物館とは(wikipedia)
博物館(はくぶつかん)とは、特定の分野に対して価値のある事物、学術資料、美術品等を購入・寄託・寄贈などの手段で収集、保存し、それらについて専属の職員(学芸員、キュレーターなど)が研究すると同時に、来訪者に展示の形で開示している施設である[1]。 ミュージアム(英: museum、英語発音: /mju??zi??m/ ミューズィーァム)と英語風に呼ぶこともある。
多くは自然史・歴史・民族・美術・科学・技術・交通・海事・航空・軍事・平和など、ある分野を中心に構成され、収集された資料に基づく研究成果を公刊すると同時に、来訪者がその分野について幅広く知識を吸収できるように工夫されている。


 

そして、11月25日。ついに時間を作って、入館することが出来た。




いやあ、面白かった。
これは、妖怪博物館ではない!

平成の見世物小屋である! (と、言ってみる)

もちろん、いろいろな、品を展示してあり、その説明も表記されている。
そしてスタッフさんが時間の許す限り、しっかりとした、そしてユーモアも溢れた説明をしてくれた。
そのスタイルは確かに博物館だ。

しかし妖怪を期待して入ってはいけない!(ような気がする)

妖怪だって、チュパカブラだって、図鑑にのっているいわゆる普通の生物じゃない。
だけど、妖怪といったらなんかこう、確立されてしまっている気がする。そして確立されている分野では批判がでやすいと思う。



チュパカブラの剥製
河童のミイラ
ツノウサギ(ジャッカローブ)の剥製
ツチノコ・・・
鬼・・・
ケセラ・・・
・・・

怪しすぎる。w

でも沢山の展示品がひしめき合っていて、それぞれが「自分が一番だ」と主張しているように思える。
そのごちゃごちゃ感からは、昭和時代のエネルギーさえ感じられた。うん、やはりこれは平成の見世物小屋であるな。



「ところで、本物?」

誰もが、そういう疑問をストレートにぶつけてみたくなると思う。
驚くべきことにこの博物館は明確に答えてくれる。
「偽物である」と。

あ、ちょっと待って!もうちょっと読んで欲しい。

例えば、チュパカブラの剥製。

そもそもチュパカブラが、UMAであり生物として本物の定義が難しい。
チュパカブラは生物としてきちんと捕獲され証明されないと、偽物の生物と言う事になる。
いうなれば、「本物の偽物」であるといえる。

全ての偽物の剥製が、悪意をもって作られたとは思えない。
まだ捕らえられていない生物を実際に触ったりいろんな角度から眺めたりする為に偽物の剥製も必要である。
実際に骨しかない恐竜も、想像で絵がかかれ、実物大の恐竜が作られるではないか。

他にも面白い話を伺った。
エイの剥製は、冷蔵庫など無い時代に、内陸で海の生物を見るために、乾燥させてミイラの様にしたものである。
干からびてしまうと元の形をとどめない為、奇妙な生物に見える場合がある。
これを面白いと感じた職人。そのものを伝えるのも大事だが、沢山の人の興味をそそる物を作りたいと考えた。
そして意図的に奇妙なミイラが作られていったそうだ。
こうなると、奇妙なものを作るのも見るのも大人の娯楽といえるのではないか。

希少な生き物は、生きて捕らえるのは難しい。捕らえたとしても剥製になるとその原型をとどめないかもしれない。
また、想像上の生き物や、目撃証言はあるが、捉えられていないものは剥製で再現しただろう。

それらは全て、人間の「見てみたい」という欲求に職人が答えた結果だといえる。

こういった説明を受けて、「偽物ですよ」といってしまうこの施設の「自信」と「潔さ」さえ感じた。

「見てみたい」欲求は剥製だけでは満足できない。
生きている蛇食い女や、タコ女・タコ娘、だるま女(手足が無い)、奇形動物(珍獣) 双頭の動物、芸 人間ポンプ、人間火炎放射器、犬の曲芸、珍獣なども見世物小屋では展示・実演していたという。
良く考えてみれば、タコ女など図鑑に載ってないので、本物も何も、無いのである。本物と偽物の定義があいまいになったところで、実際にタコ女を見せられたら、それはもう本物なのである。きっと。

さて、実際にあった「動く鬼の像」・・・鬼も生物として確認されていないが、さらにこれは像である。それが動いたという。
「そんなバカな」である。w

しかし、実際にみた感想は、

「すっごい動きそう」である。

とても無邪気な良い表情をしていて、歩き出してもおかしくない。箱の中から移動して出てきても良い。むしろ出てきて欲しい。とさえ思えるので不思議だ。

みたいと思うものを見せる。それが見世物小屋だというなら、「山口敏太郎の妖怪博物館」は博物館のスタイルをとった「平成の見世物小屋」であるといえるのではないか。

何せ、見たい!と思わせるものが実際にそこにあるのだから。博物館的な説明情報は、もちろん大事だが、そんなものは、ネットでも手に入る文字情報と同じ。
だが、肉眼で見るそれらは、ネットの写真で見るそれらとは比較にならない好奇心を満たしてくれる。

そして、そういった不思議なものに取り付かれた人たち、それを提供してきた職人、そしてそれを収集し見世物にする人たちの好奇心が溢れる館内に居ると
まるで自分が異空間に迷い込んだような気分になった。見世物小屋の見世物を見たいと足を運んだ人もその世界の住人ということなのかも知れない。

見終わって、外へ出た。
冷静になった感想としては、やはり、「ちょっとでも興味のあるものは、実際に足を運んで見るべきだ」という事に尽きる。
それが「ツタンカーメンの黄金のマスク」であっても「チュパカブラの剥製」であっても、
写真やネットじゃなく、見たいものを自分の目で実際に見るという感動に変わりは無い。と断言する。

平成の見世物小屋、おすすめよ!


ここが、人気のスポットとなり、もっと沢山の珍品が見られたり、好奇心が満たされる施設が増えて行く事を期待する。
ポイントは、説明は、しっかり聞くべし。

 P.S.呪い面は写真でしたが、写真でよかったんだよ、うん。軍服は話をきいていると気持ち悪くなりました、あう。
 
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