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犬と猫と人間と
2011.02.24 Thursday 03:14

 齊藤ゾンビです。



ペット大国でもある日本で飼われている犬と猫は、

犬:1310万頭 、 猫:1373万頭

もいるそうです。



そして、そんなペット事情の裏側では、



犬と猫

毎年、保健所で殺処分される数は、年間28万頭もいるそうです。

一日にして平均784頭も死んでいます。



そんな知られざるペット事情の裏側に迫った一本のドキュメンタリー映画があります。

それは、 「犬と猫と人間と」 という作品です。



この作品は、ペット・動物の命についていろんな方向からアプローチをし、命について考えさせてくれる作品。

私は、まだ見たことがないのですが、先日テレビで紹介されていて、紹介された映像だけでもとても心に残った作品だったので紹介しようと思います。



この作品は、様々な視点からペットの犬と猫たちの姿・世間の在り方を捉えています。

その中には、保健所の風景などもあり、又、保健所で、実際に犬や猫の殺処分の手を下す人のコメントもあります。

「処分されるんだったら自分がやってあげた方が良い」




身勝手な事情で犬・猫を手放す(保健所)飼い主の取材、



電気も通らない山奥に住み込み、100頭以上の捨て犬の面倒を見る老人とそれをサポートする若者たち



自分達のお年玉をつぎ込み、捨て犬の面倒を見る小学生




そして、動物愛護が進んでいるイギリスに赴き、ペットに対する考え方の違いを取材したり。


このような犬や猫を取り巻く様々な人たちを捉え、完成までに4年を掛けて制作されたこの作品は、命の大切さや尊さを伝えた作品なのです。






しかし、この映画を手掛けた “飯田基晴監督” は、元々動物にはまったく関心が無かったそうです。


そんな彼に映画制作の依頼兼スポンサーとなってくれたのは、意外な人物だったそうです。

その人物とは、猫好きの普通のおばあちゃんの稲葉さん(77歳)だったそうです。



稲葉さんは、監督に


「私の貯金で動物の命の大切さを伝える映画を作って下さい。」


と申し出て、満期を迎えた生命保険金1000万円を製作費として監督に提供したそうです。

そして、監督にこう伝えたそうです。


「私が生きているうちに、見せてくだされば、いいです。」


と言ったそうです。

そして、稲葉さんがこの作品に望むことは、


「子供も大人も(映画を)見て、(動物を)大切に育てようって思ってくれれば」


ということ。



しかし、稲葉さんは、映画の完成を見ることなく、2007年に他界してしまったそうです。


監督は、この映画の最後にこのようなメッセージを添えています。


“この作品を稲葉恵子さんとここに登場し処分された犬と猫たちに捧げる”





映画「犬と猫と人間と」の予告編










日本のペット事情を捉えたこの作品ですが、海外のペット事情と日本とでは、異なることがあります。


動物にも健全に幸せに生きる権利があるという考え方(ANIMAL RIGHTS)が定着しているヨーロッパの数カ国では、生態販売をしているペットショップが無いそうです。

犬や猫はショップではなく、保健所で捨てられた、もしくは、保護された犬・猫をもらう場合が多いそうで、よほどの病気でなければ、保健所の動物たちは、みんなもらわれるそうです。

その国では、子供の頃からペットというのは、そういうものだとしつけられているので、もらいに来た子供などは


「今まで凄く苦労してきたから、ウチに来たら凄く幸せになるじゃん」


と言って(と思って)引き取りに来るそうです。


その言葉に命に対する大きな思いやりを感じます。


しかし、日本のペット事情を見る限り、この国のペットに対する意識と日本とでは大きく離れていると感じます。

「犬と猫と人間と」の予告編の中でのセリフで、

“法律や文化やビジネスまで変えなくては”

と言っている部分がありますが、まさしく、本当そうだなと感じます。



ある方が言っていた言葉があります。



“ 『子犬が欲しいから店に見に行って買おうよ』
ではなくて、 
『子犬を家族の一員として大切に育てたい。だから、犬のお母さんから子犬を養子に貰います』
ということをちょっとでもいいから気にかけて欲しい”


その考え方の意識は、とても大切なことですよね!!




私の友人に昆虫が好きで、大ムカデとタランチュラを飼っている方が居るんですが、その友人は、

「大ムカデとタランチュラは、ウチに来て頂いているという気持ち、来てくれてありがとう。って気持ちで育ててるよ。」

という言葉が、印象深く覚えています。

ペットをただのペットとしての認識ではなく、もっと大きな存在として意識することは、大切にする為にも大事なことなんだと感じます。




イギリスだったかどこかの国では、犬を譲り受ける時には、ブリーダーさんの許可  “この人ならしっかりと育ててくれる”  という許可が出ないと譲ってくれないそうです。

そして、その国では、子供の動物は売らないとのことで、しっかりと心も体もケアされた大人の状態でしか渡さないそうです。


本物のブリーダーとは、


「本物のブリーダーはある限定種(普通は1種類。多くても2種類)の犬、または猫の繁殖を専門としています。

ブリーダーは単に動物を交配させて子供を産ませ、それを売って儲ける人ではなく、犬猫を大切に育てています。

大切な子犬子猫が新しい飼い主さんの元へ行っても、その子が元気でやっているか気にかけるものです。」


ということですよね(ネットから抜粋)。


ブリーダーさんにも動物に対しての意識をしっかりと持って頂くということは大切なこと。





しかし、海外のペット事情では、子犬・子猫を売らないということですが、日本のペットショップでは、どこに行っても子犬や子猫がたくさん居ます。

そして、大人の犬・猫が居るのをそんなに見かけないと思います。

それは、子供の方がかわいくて購買意欲をそそらせる為だからと聞いたことがあります。

大人になった売れ残りの動物は、養育費もかさむ為、売れ残った犬猫は格安にするか里親(無償)でどんどん手放していくそうです。

ブリーダー兼ショップというのもあるそうで、繁殖に使われる事もあるそうです。


しかし、今もそうなのか分かりませんが、昔は、動物実験用に実験所に送られたり、そのまま保健所に連れて行き殺処分されていたそうです。




このように子犬・子猫の需要が大きいためブリーダーさんも多くいらっしゃる訳なんですが、海外では、ブリーダーの免許がなければブリーダーにはなれず、そのような行為も禁止されているのですが、日本は、免許制が無く、誰でもブリーダーになれるそうです。

日本のブリーダーさんの中には、大切に育てる良い人も居れば、悪い人も居ます。

その悪い人というのが、通称「パピーミル(子犬工場)」と言われるもの。

糞尿が散らばった掃除もされていない劣悪な環境で子犬たちが育てられ、ブリーダー犬には無理な出産を強いさせ産めなくなったら殺処分、動物虐待とも見れるやり方で繁殖を行っているのです。



深刻な問題として、抱えられていることで、今の日本では、動物愛護法の虐待の定義が曖昧な為、一部の悪質なブリーダーに対応するにも行政は、指導を繰り返すのがせいぜいで処罰を科すことがほとんどないそうです。

ある団体は、ブリーダーの在り方に対して疑問を投げかけ、日本にもしっかり人でないとブリーダーになれないよう免許制にするべきだと国会に提案書を出しているそうです。



「犬と猫と人間と」の作中で外国人の方がこう言っているセリフがあります。


“日本の犬として生まれたくないなって思いましたね。”


そう思われない為にもしっかりとした法律が出来て欲しいですね。



「パピーミルについて取材したニュース」










調べればいろいろと分かってくるものです。




調べよう・ブログを書こうと思ったのも映画「犬と猫と人間と」の映画を知ったからでして、一つの映画の存在の大きさを感じました。

この映画があるのも全財産を提供してくれた稲葉おばあちゃんが居たからこそであって、もしも、稲葉おばあちゃんが居なかったら、この映画も無ければ、こういう情報を知らないままでいた人もたくさん居たと思います。


1000万円とは、大金です。

そして、全財産である1000万円を提供するということもある意味 “命(人生)を賭けた選択” でもありますし、大きな覚悟がなければ、こんな思い切った大きな選択は、一般庶民の方に絶対出来ないことだと思います。

正に、“命を賭けた選択” !!



命・人生、全てを賭けた人ほど強いものはありません。



躊躇も迷いもありません。

その迷いのない選択・信念こそ大きな一歩を踏み出す為の大事な要因。

大きなことを成し遂げる為には、この覚悟・強さが大事ですよね。




しかし、命を賭けられることなんて、人生に一度有るか無いだと思います。

それを見つることが出来たら、それは正に、「生きた!!」と実感出来ることなんだと感じます。



映画「犬と猫と人間と」の紹介映像を見て感じたことでした。







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