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“本当の恐怖”を知ること
2011.02.11 Friday 10:11

齊藤ゾンビです。


最近、ネットでとても恐ろしい映像を拝見しました。

それは、「火事の映像」です。

その「火事の映像」は、私の想像していた火事のイメージを遥かに超えていたものでした。

私のイメージしていた火事の映像というのは、一般的だと思いますが、避難され誰も居ない建物が燃えていて、それを離れたところから撮影しているだけの映像というものです。

テレビやネットに出回っているものは、ほとんどそういうものだと思います。

そういう火事の映像を見て、「恐い」と感じる人も居ると思いますが、「炎が凄い!!」と思う人も居れば、「燃えてるねぇ」とただ思うだけの人も居ると思います。

しかし、危機迫る恐怖感を感じる人は少ないかと思います。

ましては、炎は、ショーや映画などでも綺麗な演出として使われることもあり、人々の感覚の中には、「恐い」という感覚が薄れているものだと感じたりする。




しかし、私が見た映像は、一番最初に記したように「想像していた火事のイメージを遥かに超えていた」ものだったのです。

それが、この映像の特筆すべきところ。


この火災映像の詳細は、

「2003年にロードアイランド州ウエストワーウィックのナイトクラブ「ザ・ステーション」で起きた悲惨な火災の映像です。
この事故で100人が死亡、230名が煙を吸ったり将棋倒しなどにより負傷。
事故後の調査によるとステージの火花が天井へ燃え移り、また観客がそれも演出の一部と勘違いした事から逃げ遅れて大惨事に繋がったとしています。
ステージの責任者には過失致死傷罪で有罪判決がでています。」


というもの。

ライブの演出で舞台上で行われた火花が天井へ燃え移り、舞台からライブハウス全体へと炎が燃え広がっていったのです。



映像の流れを説明します。


ライブハウスの天井に演出で行った火花の火が燃え移る



炎が燃え広がっていく



建物の中に居る人達が大パニックになる



出入り口はパニックになった人達が押し合い将棋倒しになり、完全に人で詰まり塞がった状態になり誰も出られない状況になる



建物全体が炎に包まれる



出入り口に居る人達が悲鳴をあげながら燃える(直接映っている訳ではないが、そう見える)


駆けつけた消防士たちが必死に消火作業をしている


という映像でした。



映像を見ていた時、あまりにもの恐ろしさに心臓が大きく鼓動を刻んでいました。

正直、火事がこんなに恐ろしいものとは、全然思ってもいませんでした。

想像もしていませんでした。

それ故に、映像を見た時の衝撃は、もの凄く大きかったです。


炎も恐いが、それ以上に人がパニックになり二次災害による大惨事を招くことがもっと恐ろしいことなんだとも感じました。

少しでも冷静であれば唯一の出入り口で人同士が挟まって塞がれることはなかったかもしれない。

100人の死亡者というのは、この塞がってしまった出入り口の影響が一番大きいと考えられる。

しかし、この状況で冷静に居ることは、簡単に出来ることではない。

誰かが映像のコメントに書いていたが、出口から遠い人、すなわち、火事現場から近い、又は、人の群れの一番後ろの人は、大パニックになり恐ろしいことになっているのだろう、正に、前の人を殴ったり払いのけて前に必死に行こうと暴れているかもしれない。

それに加え、煙は凄い勢いで充満し、死の恐怖もどんどん増していく。

そんな現場を思うと、冷静になんか到底なれないと思う。




この映像は、観客席前方でビデオ撮影していた観客が一部始終を撮影していたものです。

炎が天井に燃え移った瞬間から、脱出し、外から一部始終を撮影しています。

映像には、人を助けている人、逃げている人、泣いている人、発狂している人、燃えている人、いろんな人が映っています。

その中でこの撮影者は、冷静にその一部始終を撮影しています。

映像を見た人の中には、「撮影してないで助けろよ」と撮影者を非難する方もいるかと思います。

しかし、私は、この映像を見て「映像におさえることの大切さ」強く感じました

又、撮影者のその根性にも凄さを感じました。




「映像に撮ることの大切さ」、それは、とてもモラルが無いように思われる発言かもしれません。

しかし、この映像を撮影し、この映像を人に見せることで見た人に大きなものを与えることが出来ます。


それは、「恐怖」です。

「恐怖」を感じることは、凄く大切なこと!!


人類が誕生して何万年、ここまで人類が滅ばず生きながらえてきたのは、「恐怖心」というものがあったからです。

「恐怖」を感じるからこそ人は危険なものに近づかず、常に危険を回避し、生き抜く術を編み出し、生きながらえてきたのです。



「恐怖」は、“生きるため”に最も大切な要素。


この映像からは大きな大きな恐怖、すなわち、“火事の恐怖”が記録されています。

その恐怖は、きっと誰もが想像を越えているほどのものだと思いますし、その記憶は強く残ると思います。

こんな映像恐ろし過ぎてニュース番組でも絶対に流せないものだと思いますし、映画でも再現が出来ないものだと思います(人が真に迫る叫びは、演技では出来ないと思う)。

とにかくそれぐらい恐ろしいのです。


この映像は、本当の「火事の恐ろしさ」を教えてくれる貴重な映像。


それ故に、「生き抜く術」を教えてくれる映像でもあります。

人が生き抜く術、それは、それが「恐怖」であると“いち早く知ること”・“イメージ出来ること”

「人が逃げる時」とは、恐怖を感じた時でしょう。

災害に遭遇した時は、“逃げる”という選択が数秒遅れただけで“生”か“死”かが決まる。

その選択の速さは、その人自身の「恐怖」の感じ方次第で決まると思う。



“恐怖”を大きくイメージ出来る人は、いち早く危険を察知して、生きようと逃げることが出来る。

“恐怖”をイメージ出来ない人は、逃げ遅れてしまう。



「イメージ出来る人」、「イメージ出来ない人」の差は、この映像を見れば一目瞭然で分かる。


この映像の撮影者は、天井に炎が燃え移ったすぐ直後に出入り口の方へ移動をしている。

しかし、映像を見てみると燃え移った炎に見とれて逃げないでいる人もいる(それはかなり多い)。

炎は数秒で燃え広がり、瞬時に現場は大パニックになる。

そして、パニックによる二次災害を引き起こし、出口が塞がれる。
それは、本当にあっという間。

正に、数秒の差で生と死が分けられる瞬間。


恐怖をすぐにイメージ出来たからこそすぐに逃げれた撮影者。

恐怖をすぐにイメージ出来なかったからこそ逃げ遅れてしまった人。


本当に“数秒”の世界です。

その“数秒”の選択の違いで“生”か“死”かが正に決まる


私は、この映像を見ていなかったら、きっと“選択”が遅れてしまい悪い方向へ進んでいただろうと思う。

しかし、今は、すぐに「選択」が出来ると思う。

それは、自分の心にしっかりとした「恐怖のイメージ」を持つことが出来たから。



「恐怖をイメージすることが出来ること」とは、“災害”という数秒で生か死かが決まる世界で生き延びる為の最も大切な術なのです。




それを踏まえて考えるとこの現場を撮影したことは、大きな意味があると感じるのです。

この映像のお陰で、未来で遭遇する災害から命が助かる人がいるかもしれない。

この火事で死んでいった人たちの死を無駄にしない為にも、そこから学べるもの、「生きること」を学ばなければいけないと思う。

火の管理は然り、同じことが二度と起きないようにも。




映像を見ると凄く分かりますが、あの阿鼻叫喚とした正に地獄のような状況で、そして、目の前に身動きが取れず、燃えながら発狂している人々が居る中で冷静に居ることはおろか、ビデオカメラを向けて撮影が出来るであろうか・・・。

撮影者もあまりにもの惨劇を目の当たりにして、取り乱している様子がうかがえる場面もあるが、最後まで撮影をしている。

何を理由に撮影を行ったのか明確な理由は分からないが、撮影者の根性は凄いものだと感じる。



以下にyoutubeに掲載されているその火事の映像を載せますが、結構衝撃的な映像なので、見れないと思う人は見ない方が良いと思います。

人が燃えているというシーンは、遠くから撮影している時にしか分からないものなので、直接的に目の前で映しているという感じではありませんが、ご覧になる時は気を付けて下さい。



掲載しようか迷いましたが、私は、この映像で大きなことを学んだので、載せることに決めました。

死んだ100人の方達のご冥福を心からお祈りします。







「知る」ということは、“人が生きる上で”・“人生を生き抜く上で”最も大切な行為だと思います。

そして、“本当の恐怖を知る”ということは、最も大切なことなんだと感じました。


| obakeland | 心理 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2015/05/18 10:32 AM posted by: 匿名
この映像(別サイトでみました。)の中に心霊映像がうつりこんでます。3:11〜12位に黒い煙を吹きだす画像中央から左より付近の窓から巨大な顔があらわれて、下方向に引っ込む形で消えてゆきます。そしてそのあとすぐに画像が大きく乱れます。画像が乱れる直前ですので検索しやすいと思います。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
2011/02/15 10:53 PM posted by: 幽霊
出入り口に大勢が挟まった状態は、恐怖そのものでした。我先に出ようとした結果誰もでられなくなるなんて。。。
そして火の周りの速さ。たった5分や10分でこんなことに。先日避難訓練をしましたが、大変な時ほど冷静さと迅速な判断が必要だなとおもいました。
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